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海外FXに確定申告は必要?

「海外FXでお金を稼げば、税金を納めなくていい」と、お考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 海外FX業者には、ヴァージン諸島やキプロスのように、俗に”オフショア”と呼ばれている地域で活動している所が多いです。

 「オフショアだから税金は大丈夫」と甘い言葉をかけてくる人もいますが、これは危険な誤解です。海外FX業者を利用しても、日本の税金はちゃんと納めなければなりません。

無知ゆえといえども、税金を納めないと脱税で捕まりますので注意して下さい。

日本在住ならば日本の税金を納める

 日本在住(住所が1年以上前から現在まで国内にある)ならば、海外FX業者を使っても日本へ税金を納めます。

 FXをするなら、国内FX業者でも海外FX業者でも、20万円以上の利益は雑所得と確定申告を行わなければなりません。

 では、日本在住じゃなければ税金を収めなくてもよいのでしょうか?

 日本在住なら日本から課税されることはありませんが、在住国へ税金を支払わなければなりません。

 もちろん、海外在住なら日本のFX業者を利用した場合も支払うのは在住国の税金なので、海外FXを利用するから税金面で得するわけではないのです。

オフショアでも関係はない

 ヴァージン諸島やマン島が”オフショア”と呼ばれるのは、地元産業が少ないため資金運用を課税しないことで、産業を引きつけようとしているからです。

 「法人」に課せられる税金が低いだけで、「邦人に優しい」わけではありません。

 もちろん、法人税が40%の日本と比べると、オフショア地域が拠点の海外FX業者は高い利益を上げられますので、オフショアの業者の方が狭いスプレッドを提供できるというお得な面もあります。

 しかし、FX業者がどこを拠点としていようが、顧客である我々は、在住国の法律に則って税金を納めないといけません。

ばれないの?…いや、ばれます。

 ここまで読んでも、ちょっとずる賢い人は「海外FX業者には日本の国税局に報告する義務がないので、仮に確定申告しなくてもばれないじゃないか」と思うかもしれません。

 しかし、これも誤解です。

 海外FXでお金を稼いでも、その利益を海外FX業者に国内へ送金してもらわなければなりませんが、200万円以上の海外送金が行われた時、銀行から国へ報告が行くのです。つまり、海外FX業者からお金の出入りがあるという情報は国へ筒抜けです。

 無駄なリスクを取らずに、おとなしく税金を納めましょう。

海外FXはここが違う

 海外FXを行うにあたって、日本のFXと確定申告において違う点が一つあります。

 経費として計上できるものが増えることです。

 FXの利益は、「取引で稼いだ儲け - 取引をするための経費」で求められ、その総額に税金がかかります。

 取引手数料(スプレッド)も経費ですが、これは業者側が売上から自動的に引いているので計上する必要性はありません。

 普通に考えれば、日本でFXをするときに経費として認められるのはパソコン代や回線代くらいですね。

 しかし、海外FXでは海外送金手数料を経費として儲けから差し引けます。この海外送金手数料は自動に儲けから差し引かれないので、確定申告を行う上で注意しておきましょう。

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